ビットフライヤーの概要を把握したら、続いてビットフライヤーで取引ができるようになるまで、登録作業を進めていきましょう。
本記事では、はじめて仮想通貨投資を行う方向けに、PCでの入力手順を紹介していきます。
登録自体は20分もかからず、スマホでもやることはあまり変わりませんので、参考にしてみてください。
ビットフライヤーアカウントの種類
ビットフライヤーには、「ウォレットクラス」「トレードクラス」の2種類があります。
「ウォレットクラス」では仮想通貨が購入できませんので、本記事では「トレードクラス」を開設するまでの具体的な手順を解説していきます。
ちなみに、2つのアカウントの違いは以下のとおり。
ウォレットクラス
「ウォレットクラス」は、メールアドレスだけで登録が可能なクラスです。登録段階では全員このクラスに割当てられ、ここから本人確認手続きを行って「トレードクラス」にグレードアップさせていく必要があります。
「ウォレットクラス」には、下記のような制限があります。
- 仮想通貨の購入・売却ができない
- 取引ツール「bitFlyer Lightning」を使ったLightning FX とLightning 現物取引ができない
- 仮想通貨の送付・決済額が7日間で最大10万円
トレードクラス
上記の制限をなくしたのが「トレードクラス」です。ウォレットクラスからトレードクラスにアップグレードするには、以下の手続きが必要です。
- 本人情報
- 本人確認資料の提出
- 取引目的の確認
- 書留郵便の受け取り
ビットフライヤー登録への大まかな流れ
流れとしては、
- 「ウォレットクラス」として登録
- 本人確認書類など、各種手続きを済ませる
- 「トレードクラス」にグレードアップして取引開始
という順番で登録していく必要があります。それでは、ビットフライヤーに登録していきましょう。
ビットフライヤーへの登録
まず、ビットフライヤーに登録していきましょう。登録には以下の手順を踏みます。
- 公式サイトからビットフライヤーに登録
- (メールアドレスから登録の場合)送られたメールの指示に従い登録する
- ビットフライヤーにログインする
1.公式サイトからビットフライヤーへ登録
まずは、bitFlyer公式サイトにアクセスしましょう。
登録には以下のアドレス・アカウントのいずれかが必要になります。
- メールアドレス
- Facebookアカウント
- Yahoo!ID
- Googleアカウント
FacebookやGoogleアカウントがあれば、そこから登録するのが手軽で簡単です。
登録しても、Facebook側に通知が行くなどといったことはありません。
2.メールアドレスから登録した場合は、入力したアドレスに送られてくる指示に従って登録する。
メールアドレスを入力して登録した場合は、入力したメールアドレスに登録用のメールが送信されます。
送られてきたメールの指示に従って、登録を完了させましょう。
3.ビットフライヤーにログインする。
これで「ウォレットクラス」としての登録が完了します。
続いて、ここから「トレードクラス」にアップグレードするための手続きを行っていきましょう。
ビットフライヤーを「トレードクラス」にする手順
先ほど説明したおさらいとして、個人の場合は以下の手順で手続きを済ませていきます。
- 電話番号認証(約30秒)
- 銀行口座情報確認
- ご本人情報のご登録(約5分)
- ご本人確認資料のご提出(約5〜10分)
- お客様の取引目的などのご確認(約30秒)
- 転送不要の書留郵便のお受取(○〜○営業日後)
ちなみに、電話番号認証はトレードクラスにするには必須ではないものの、完了しないと入金や出金ができませんので、登録するのであればこの段階で済ませておきましょう。
それでは、順を追って登録作業を進めていきます。
1.電話番号認証
まず、資産状況のページの右下にある「アカウント情報」に注目しましょう。
ここの「取引時確認」の下にある「携帯電話認証」をクリック。
携帯電話番号を入力し、送られてくるSMSを確認します。そこに書かれてある番号を入力し、認証完了です。
2.ご本人情報の登録
電話番号認証が終わったら、本人情報を登録していきましょう。bitFlyerの資産状況ページに戻り、「取引時確認」にある「ご本人情報のご登録」の右側、未入力となっているボタンをクリックします。
入力欄に従い、姓・名・性別・生年月日・住所・電話番号を入力します。住所は、本人確認書類と同一の住所を入力するようにしましょう。
入力したら、情報に誤りがないかをチェックし、登録ボタンを押します。
3.ご本人確認資料の提出
続いて、本人確認資料を提出しましょう。提出可能な書類は、以下の12種類のいずれかです。顔写真のない健康保険証などでも登録可能ですので、運転免許証やパスポートがなくても本人確認できるのが特徴です。
- 運転免許証
- パスポート(日本国が発行する旅券)
- 個人番号(マイナンバー)カード
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳(平成8年以前に発行のもの)
- 各種福祉手帳
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国公的書類(海外外国人用)
参照:https://bitflyer.jp/ja-jp/identification
くわしい提出方法、提出にあたっての注意点は、「ご本人確認資料」ページで確認するか、提出画面に書いている注意をよく読んでください。
それではまず、プルダウンメニューから提出する書類を選びましょう。
手持ちのスマホで、書類の提出部分(運転免許証の場合は表面・裏面)をそれぞれ鮮明に映るように撮影してください。撮影した写真は、直接PCに取り込むか、PCのメールに送信する、Googleドライブなどクラウドストレージを利用するなどの方法でPC側に送信しましょう。
画像が用意できたら、「画像ファイルを選択する」から撮影した写真をアップロード、または点線の範囲内に直接ファイルをドロップします。
画像をアップロードし、問題ないか確認できたら「ご本人確認資料を提出する」をクリック。
あとは、ビットフライヤー側で本人確認書類のチェックが行われるのを待ちましょう。
4.取引目的等の確認
「取引時確認」から、「お客様の取引目的等のご確認」をクリックしましょう。
これは法律によって義務付けられた、同意書のようなものです。チェックで答えていくだけなので、入力して確認を完了させましょう。
これで、以下のような状態になれば取引時確認は完了です。
5.転送不要書留郵便の受け取り
すべての提出が済めば、本人確認資料の確認が行われます。確認が済み次第、「トレードクラス」にグレードアップ。
同時に、入力した住所に書留郵便のハガキが送られます。
まとめ:2段階認証も忘れずに
ビットフライヤーでは、2段階認証の設定が推奨されています。2段階認証によって、アカウントへの不正ログインの危険性を大幅に減らせますので、取引を行う上では必ず設定しておきましょう。
2段階認証の設定は、登録作業で触れた「アカウント情報」から設定できます。
設定が終わったら、続いて「ビットフライヤーでの入金方法」に移りましょう。